750F1-MONTJUICH


1986年 大きくモディファイされた限定車
750F1MONTJUICH が登場する。

750F1最初の限定モデルとして誕生した「モンジュイ」の名前の由来は、
スペインバルセロナの公道レース(スペイン名モンチュイッヒ)から命名、
当時のスーパーバイク選手権のホモロゲートモデルとして200台製造され、
日本には、その内129台が村山モータースにより販売されました。

ベースとなったのは 750F1V型で変更点は
外装、足回り、エンジン、ブレーキと多岐にわたり、
そのままレースに参加できる 市販レーサーに近いポテンシャルを与えられていました。


外装、
    カウルのデザインはノーマルをベースにカラーリングを赤/銀
    (当時のカジバワークスカラー、MVのイメージも)に変更、
    燃料タンクは再びアルミ製に(T.Uと同じですが、取り付け方法は別)
    フロントフェンダーは2ピース構造のエアロフェンダー(別称モンジュイ フェンダー)に変更、
    サイドスタンド、(ノーマルはセンタースタンドのみ)の採用

足回り、
    ホイールは、前後16inchとされ、アクロン製リムとマービック製ハブの2ピース構造、
    サイズはF3.50−16、R4.25−16と極太、組み合わされるタイヤはミシュラン
    インターミディレーシングタイヤ、
    バイアス構造のF 12/60−16、R 18/67−16と特殊な物、
    当時、レーシングタイヤはバイアスからラジアルへの転換期で
    モンジュイを販売した時には「既に製造中止になっていた」との事。

    88年、私がモンジュイを中古で購入した時、まだこの標準タイヤが付いていて・・・・・・
    リアの太さは180mm以上・・・・・「このバイク タイヤの化物」ではと思いました。
    走らせた印象は、バンクした時の接地点移動が大きく
     「まるで大きなゴム毬」に乗っているような・・・・

    又このタイヤに適応する為、幅の広いベルリッキの軽合金製スイングアームが採用され
    (後のラグナセカ、サンタモニカも)、
    モンジュイのみ レーシングパーツのマグネシュウム混入タイプで
    (モンジュイ スイグアーム)塗装の異なる物でした。
    ワイドタイヤとの干渉を防ぐ為、チェーンを530〜520サイズへ細くし 
    さらにチェーンラインをオフセットスプロケットにより外側に、
    (このオフセットスプロケットは取り付けにガタが出やすく トラブルになり易いです)

    フロントサスはノーマルと同じフォルセラの40mm、
    リアサスはノーマルと同じマルゾッキ製ですが、全長の長いダンピング調整式
    アルミボディの物に変更。
    
エンジン、
    外観上は冷却穴の開けられたクラッチカバーやキャブレター口径が
    36mmから40mmのラバーマウントタイプに変更、
    内部はオーバーラップ量の非常に大きいセミレーシング仕様カムシャフト(モンジュイ カム)
    軽量フライホイール、軽量クラッチボス、軽量シフトドラムetc
    これに、ベルリッキ製のレーシング爆音マフラー(エキパイはノーマル)を組み合わせて、
    軽く1万回転以上まで回せるスペシャルエンジンに、

ブレーキ、
    フロントにブレンボ製 同径4potレーシングキャリパーを採用し、
    圧倒的な、ブレーキ力を獲得
    (ブレーキマスター、リアブレーキシステムはノーマルと同一)
    鋳鉄フローティングディスクと合わせ、これは当時のGPレーサーなどと同じ構成でした。

付属品として、
    音の静かなマフラー(通常走行時は使わないように と言われました)
    14T15Tフロントスプロケット、38T40T42Tリアスプロケット、


  
普通に考えれば 絶対にありえないレーシングパーツの採用など、
数々の変更を行い、 よりハイパワーに より軽量化したモンジュイは
ドゥカティユーザーの圧倒的支持を集め、瞬く間に完売、

これに気を良くしたカジバ社は次期限定車の発売を進めました。
スペックは 95ps/10,000rpmを発揮し車重は なんと155kg、ホイルベースは1400mm
詳しいスペックはこちらから。
     
   

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